【幸せになる勇気】2021・9・9
2021年09月09日
娘に薦められた本を、
およそ一か月かけて読みました。
最後の最後に、
アドラーの真髄がありました。
ニヒリズムの意味ではなく、
現実としてわれわれは、
別れるために出会うのです。
だとすれば、
われわれにできることはひとつでしょう。
すべての出会いとすべての対人関係において、
ただひたすら、
「最良の別れ」に向けた不断の努力を傾ける。
それだけです。
いつか別れる日がやってきたとき、
この人と出会い、
この人とともに過ごした時間は、
間違いじゃなかった。
と納得できるよう、
不断の努力を傾けるのです。
ある人から、
「人間が変わるのに、タイムリミットはあるか?」
と質問を受けたアドラーは、
「たしかにタイムリミットはある」
と答えました。
そして、
いたずらっぽく微笑んで、
こう付け加えたのです。
「寿命を迎える、その前日までだ」