10月になったので、
久保田豊和『畑仕事の十二カ月』(家の光協会)の“十月”を開きました。
  発育特性に合った時期に、
  適正な体験をすることが大切です。
  皆さんは、
  お盆などに両親の故郷に帰省した経験などを振り返った時、
  十一歳前後がいちばん思い出に残っていませんか?
  それはその年齢が宿泊体験の適正時期だったからです。
  この時期に親元を離れた不安な気持ちや、
  日常を離れた興奮を深く心に刻まなければなりません。
  もっと大きくなってからでも、
  それより幼くても、
  体験は補完することができません。
  スキンシップ体験が乳幼児の時に大切なのもこのためです。

図表「子どもの発達段階」が載せてあります。
  0歳     ふれあい(母親とのスキンシップ)
  1~2歳   見つける・はだしになる・抱く
  3歳     集める
  4~5歳   集団遊び・いじめ・順番・交替
  6歳     友だち・喧嘩・仲直り
  7~8歳   魚釣り・きのこ採り・生き物を飼う(必要に応じて殺す)
  9~10歳  がまんする
  11~13歳 旅をして外泊する
  14歳~   ボランティア(奉仕体験)
               (佐島群己『環境教育入門』国土舎より)

ところで、
10月の畑仕事としては、
ホウレンソウなどの葉野菜の種まきがあるようです。
我が家は先月末に種を蒔きましたので、
小さな芽が出ました。

旬1

どんな野菜も発芽の確率は高いのですが、
問題はここからです。
素人には育てることが難しい。