【適正時期】2021・10・2
2021年10月02日
10月になったので、
久保田豊和『畑仕事の十二カ月』(家の光協会)の“十月”を開きました。
発育特性に合った時期に、
適正な体験をすることが大切です。
皆さんは、
お盆などに両親の故郷に帰省した経験などを振り返った時、
十一歳前後がいちばん思い出に残っていませんか?
それはその年齢が宿泊体験の適正時期だったからです。
この時期に親元を離れた不安な気持ちや、
日常を離れた興奮を深く心に刻まなければなりません。
もっと大きくなってからでも、
それより幼くても、
体験は補完することができません。
スキンシップ体験が乳幼児の時に大切なのもこのためです。
図表「子どもの発達段階」が載せてあります。
0歳 ふれあい(母親とのスキンシップ)
1~2歳 見つける・はだしになる・抱く
3歳 集める
4~5歳 集団遊び・いじめ・順番・交替
6歳 友だち・喧嘩・仲直り
7~8歳 魚釣り・きのこ採り・生き物を飼う(必要に応じて殺す)
9~10歳 がまんする
11~13歳 旅をして外泊する
14歳~ ボランティア(奉仕体験)
(佐島群己『環境教育入門』国土舎より)
ところで、
10月の畑仕事としては、
ホウレンソウなどの葉野菜の種まきがあるようです。
我が家は先月末に種を蒔きましたので、
小さな芽が出ました。
どんな野菜も発芽の確率は高いのですが、
問題はここからです。
素人には育てることが難しい。