先日、洞光寺でいただいだ「禅の友」10月号に、
「結果自然成(けっかじねんじょう)」という言葉が載っていました。
10月5日は「達磨忌(だるまき)」、
達磨大師の命日だそうです。
そのダルマが遺した言葉に、
この言葉があるそうです。
  おのずと実りの時が来る。
  禅の教えが将来、
  五つの流れとなって繫栄することを予言した言葉とも言われます。
  自然はnatureの訳語として使われることがふつうですが、
  ここでは「計らいなし」としておきます。
               (永井政之「禅のことば」より)

ものごとの結果は、
人の計らいを超えている。

努力が実を結ぶこともあれば、
努力が結果を裏切ることもあるのが人の世です。