【隣人の愛を知れ】2021・10・10
2021年10月10日
話題の小説を読みました。
尾形真理子『隣人の愛を知れ』(幻冬舎文庫)
ひとつめ目の「ありえない」を受け入れてしまえば、
3つ目までは、可能性としてはありえることだ。
だけど最後の4つ目だけは、
可能性の範囲を超えている。
「こんなことがあるんだな」
冷静な淳哉の声に、
青子は落ち着こうと、
肺の中にある息を全部吐き切る。
「まさかだよね」
もう本当にわけがわからない。
後半は「可能性の範囲を越えている」ことの連続でした。