今週の「ゆうあい便」を選んでいて、
『いじめのきもち』(童心社)を見つける。

旬1
村山士郎・編
小泉るみ子・画

    さみしい夜
       藤森美帆(小学六年)
  ある日とつぜん
  仲の良かった子が
  話をしてくれない。

  考えても
  考えても

  理由は
  わからない。

  とてもさみしい夜をむかえた。

  まるで
  心の落とし穴に
  すっぽり
  はまったようだった。

「あとがき」に、
村山士郎さんが書いています。
  この小さな本は、
  小学生と中学生がいじめを綴った作品を編集したものです。
「いじめ」の定義とは難しいなと思いました。