昨日、
週一回は聖書のお話の話を話したので、
寝る前に、
『絵で見る こどもとおとなの はじめての 聖書』(至光社)の、

「新約篇」を読み直しました。
旬1
絵 レティツィア・ガリ
文 フランソワ・ブロシエ、ダニエル・モヌロン
訳 佐久間 彪

イエス生誕の場面、
何度読んでも胸に迫るものがあります。

  旅先の ベツレヘムの家畜小屋で
  マリアは 男の子を生んだ。
  そして 飼葉桶(かいばおけ)に寝かせた。
  町の宿屋には
  とまれる部屋がなかったのだ。

聖母マリアは、
部屋の隅で壁にもたれて座っている、
たいして役に立たないヨセフの側で、
たった一人で出産したのです。

生まれた子の、
人生最初の寝床は、
家畜小屋の飼葉桶だったのです。

  神さまにお目にかけようと
  両親は イエスを神殿に抱いて行った。
  そこには シメオンという老人がいて
  両親を祝福してから マリアに言った。
    この子のせいで いつか 多くの人びとが
    倒れたり 立ち上がったりします。
    そのために あなたはきっと
    胸を剣(つるぎ)で
    刺し貫かれるような思いをするでしょう。

切なさで心がひび割れる、
そんな気持ちになります。