白土三平さんが亡くなってから、
毎日のように、
訃報にまつわる記事や、
追悼の文が新聞に載っています。

昨日の山陰中央新報の「明窓」にも、
白土さんの代表作『カムイ伝』が取り上げられ、
  『カムイ伝』は、
  理不尽な物事とどう向き合うかを考えるきっかけになるのではないか。
と結ばれています。

「明窓」だけでなく、
「カムイ」のことを、
誰も「抜忍」として扱い、
誰一人「厳しく差別された人」としては取り上げていません。

なんだか腑に落ちないものを感じます。