久しぶりに茶の花を見ました。

旬1
  茶が咲けり働く声のちらばりて  大野林火
  茶の花やこゑ出して口あたたまる  岸田稚魚
          (『合本 俳句歳時記』角川書店)

浜2

  茶の花に暖かき日のしまひかな  高浜虚子
  降られつゝ茶の花日和思ひをり  篠田悌二郎
          (『カラー図説 日本大歳時記』講談社)

いつぞやの新聞広告に載っていた本、
『花と緑の歳時記 365日』(毎日新聞出版)が、
急に欲しくなりました。

宣伝文句に、
  四季折々の草花の句を、
  一日一句一年間、
  写真を添えて、
  やさしくガイド。
  暮らしに寄り添う俳句入門。
・・・とあります。