「ゆうあい便」の前に、
読み通しました。
秋月りゅうみん『一日一禅』(講談社現代新書)
旬1
もうおしまいに近い処に、
この一冊の「ピクン」がありました。
  禅道仏法の原点は、
  「即今(いま)・此処(ここ)・自己(じこ)」にある。
  これを離れて仏法はない、
  禅もない。

「どこから手をつけたか?」の問いに、
「ここから着手した」という「ここ」を答えることの重要さを解いています。
  それは浅草の雷門であっても、
  日光の陽明門であってもかまわない。
  ここから着手したという「ここ」が発見できなければ、
  この公案は透れない。

人の日々は、
今ここで生きる自分を見つめることかな