【追悼】2021・11・8
2021年11月08日
「追悼」という文字に誘われて買った文庫本、
なかなか読めなくて、
昨夜やっと読み終えました。
宇江佐真理『糸車』(集英社文庫)
本の帯に、
「追悼 宇江佐真理さん」とあります。
この人の作品は、
彼女のデビュー当時の作品から、
ほとんど読んできましたが、
「追悼」の文字のあるこの作品は、
なかなか手に取ることができませんでした。
倖せと不幸は紙一重である。
今が倖せでも、
その先がどうなるかはわからない。
持って生まれた運にも左右されるだろう。
肝心なのは何があっても折れない気持ちを持つことだ。
そして、
何事も決めるのは自分である。
人に相談したところで始まらない。