『花と緑の歳時記365日』(毎日新聞出版)
旬1
4月始まりのこの本、
11月から読み始めて、
3月まで読み終えました。

1月20日は万両でした。

     万両や癒えむためより生きむため  石田波郷
  病気が治ることまでは望まない。
  せめて生きていたいのです。
  病と闘い続け、
  五十六歳で没した波郷の遺句集、
  「酒中花以後」におさめられた絶唱です。

宍道湖1

11月6日のメールにあった、
彼の《ひとりごと》を思い出しました。
  癌が無くならなくても、
  細く長く・・・