【今朝の新聞から】2021・11・13
2021年11月13日
朝日新聞の書評の中に、
こんな文言がありました。
貴女(あなた)方は私たちと本気で連帯したいのではない、
黒人に寄り添う自らに酔っているだけだ。(ケンダル)
救世主でいたがる態度もまた、
差別の一つなのだ。(温又柔)
書名:『二重に差別される女たち』(DU BOOKS)
副題:「ないことにされているブラック・ウーマンのフェミニズム」
著者:ミッキ・ケンダル
訳者:川村まゆみ
書評:温又柔(おん ゆうじゅう)(作家)
「寄り添う」人の中に、
自らに酔っている人って、
案外いるなあと思います。
そして、
そのことに気づかない人って、
結構いるなあと思います。