11月13日(土)の朝日新聞「折々のことば」
  この世から剥奪(はくだつ)しかけた人を、
  最後にこの世に繋ぎとめるのは、
  言葉だと信じている。(柳 美里)

鷲田清一さんの解説。
  東日本大震災後、
  福島県南相馬市移住した作家は、
  運行数の少ない電車に乗り遅れた高校生のために、
  本屋を開く。
  「何も買わなくても1時間以上滞在できる店は本屋ぐらいだから」と。

「東日本大震災」に目が反応し、
「本屋」に頭が反応し、
「高校生」に心が反応しました。