山陰中央新報の瀬戸内寂聴特集、
「書いた、愛した、生き抜いた」上・中・下が、
昨日で終了しました。

「上」からの引用。
  時代の顔となったのは、
  1990年代後半の「源氏物語」の現代語訳だった。

「中」からの引用。
  若い時というのはね、情熱がいっぱい。
  何をすればいいかというとね、恋と革命です!

「下」からの引用。
  被災地を歩き、
  仏法の「無常観」を、
  「悪いことは続かない」
  と肯定的な文脈で使い聴衆を励ました。

瀬戸内寂聴という人、
波乱万丈の人生でしたが、
後世に残るのは、
「現代語訳 源氏物語」と、
被災地への寄り添いと、
法話の記憶だろうと思います。