一昨日、新聞で知った本を、
昨日、買いました。
佐藤 優 監修『教養としての世界の名言365』(宝島SUGOI文庫)
旬1

第一章「政治・歴史」
第二章「経済・経営・ビジネス」
第三章「社会」
第四章「哲学・思想」
第五章「音楽」
第六章「文学・演劇・古典芸能」
第七章「美術・建築」
第八章「現代視覚芸術」
第九章「科学・テクノロジー」
第十章「スポーツ」

最も親近感のある第六章から読みました。
ほとんど聞いたことのある「名言」でしたが、
今まで知らなかった生涯もありました。

  痩せ蛙まけるな一茶ここにあり。
       小林一茶(1763~1828)
  この句は弱者への応援歌のように読めるが、
  実は50代にして授かった、
  病弱の息子・千太郎を励ますための句だったという。
  千太郎はこの句が詠まれてから1カ月もたたないうちに亡くなってしまったが、
  一茶の詠んだ痩せ蛙の句は、
  後に教科書に載り、
  今もなお逆境にある人々を勇気づけている。