昨日の朝日新聞「折々のことば」
  死んだ人は、
  さながら生きてたときのように死んでいる。
         (小沢信男『捨て身なひと』から)

昨日、訃報を聞いて、
ほんとうにそうだなあと思ったら、
すき間風のように、
この言葉が心をよぎる。

小中高と同じ学校に通った幼なじみだった。
高校卒業以来、会ったことのない幼なじみ。
そういう生き様のような死にざまをするのだろうなと、
己(おのれ)の来し方を思う。

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