【この世情に晩年を生きて(44)】2021・11・27
2021年11月27日
昨日の朝日新聞、
神里達弘さんの「新型コロナ 世界の感染状況」から抜粋。
この夏に起きた「医療崩壊」がまるで幻であったかのように、
秋になると日本では急速に新型コロナの感染者が減った。
その減り方は本当に著しい。
原因については、
様々の説が提起されているが、
いずれも決め手を欠く。
専門家の誰もが首をかしげている、
というのが実情なのだ。
感染拡大のときは、
あれほどメディアに顔を見せていた「専門家」が、
今やすっかり口をつぐんでしまった。
「専門家には口出すな」とはよく聞くが、
「専門家が口出さない」となってしまった。
「専門家は口出せよ」と言いたい。
ドイツや韓国では過去最高の新規感染者、
南アフリカで新たな変異株、
こういうときこそ、
減少の原因を究明して、
第六波に対処してほしいもんだ。