「AERA」(朝日新聞)12月27日号、No56の初耳。
「ウォッシング」という言葉。
この「洗う」という意味の言葉が、
  「ホワイトウォッシング」となると、
  これは「塗りつぶし」を意味する。
  糊塗(こと)するの意味だ。
  汚いままの目隠しだ。
  薄汚いものを白く塗りたくって取り繕うのである。
  不都合な事実を隠蔽(いんぺい)するために、
  白塗りで厚化粧させる。
     (浜 矩子「ウォッシングを監視するウォッチャーが必要だ」)
同じような「ウォッシング」として、
「グリーンウォッシング」や、
「SDGsウォッシング」が挙げられています。

地球環境を守る運動に偽装して、
無関係な資金調達を目論んだり、
持続可能な開発目標が、
詐欺行為の温床にもなっているのだそうだ。

そういうこと、
案外あるのかもしれない。
人権尊重ウォッシング、
貧困撲滅ウォッシング、
環境保全ウォッシング、
というようなことが・・・。