【読み終えて(7)】2021・12・26
2021年12月27日
一日中、
降り続く雪の中、
小野寺史宜『とにもかくにもごはん』(講談社)を読み終えました。
子どもたちにとっては、
誰かが自分に勉強を教えてくれた、
教えてくれようとした、
それこそが大事なのかもしれない。
と、ここまで書いて、
昨日の山陰中央新報「元気力」を思い出しました。
ちなみに「叱ること」と「怒ること」を、
混在してあえて書いていますが、
これには理由があります。
子どもにとっては、
怒ることも叱ることもなかなか区別がつかず、
恐怖しか与えないからです。
しかも周りからは、
なかなか判断がつかない場合も少なくないように思います。
(臨床発達心理士:難波寿和「『ただ厳しく』は時代遅れ」より)
「教えてくれた」も「教えてくれようとした」も、
子どもにとってはそれこそが大事であり、
「叱る」も「怒る」も、
子どもにとっては恐怖しか与えない。
というところが重なったのです。