【いつか】2021・12・31
2021年12月31日
いつかブログに書こうと、
こまめに書き溜めていた、
いつかのメモから、
忘れないうちに紹介しようと思います。
今日が大晦日だから・・・。
希望と絶望はつながっている。
希望の白から絶望の黒まで、
グラデーションでつながっている。
人はそのあいだを、
行ったり来たりしている。
(関口 尚「虹の音色が聞こえたら」:「青春と読書」12月号所収)
大衆はメンドウなことは大嫌いなのだ。
(姫野カオル子「岩下志麻の正三角形」:「青春と読書」12月号所収)
お前が怒りを爆発させたとしても、
それでも彼らは同じ事をするだろう。
(マルクス・アウレーリウス:「中村 元「慈しみの心」No2036)
=2021年7月31日付「山陰中央新報」=
4歳の孫が、
去年亡くなった曽祖母のことを思い出し、
おばあちゃん
死んでからなかなか帰ってこないねー
いつ帰ってくる?
思わず抱きしめました。
(横浜市・帰ってきてと私も思う・67歳)
=2021年7月31日付「朝日新聞」“Be”「いわせてもらお」=
お母さんの手につかまって電車から降りてきた幼い女の子が、
「おしらす、おしらす」
と口ずさんでいた。
シラス?
桃色のマフラーに顔をうずめて弾むように去る女児の背に、
星野立子の句が重なる。
しんしんと寒さがたのし歩みゆく
車内に入れば、
ドアの上の画面にニュース映像が。
「お知らせ」の聞き間違いだったか。