【胸を打つ】2022・1・11
2022年01月11日
毎日新聞の書評に、
期せずして「胸を打つ」が二つ。
細川光洋『吉井勇の旅鞄』(短歌研究社)の書評
高知県出身で、
のちに『婉という女』を書く大原富枝が、
若き日、
山を越えて猪野々に隠棲していた勇を、
インタビューに訪れるくだりは胸を打つものがある。
岡崎武志『ドク・ホリディが暗誦するハムレット』(春陽堂書店)の書評
評論家、坪内祐三の急逝をめぐる文は胸を打つ。
この書評を読んで、
私も胸を打たれたくなりました。
どんなふうに胸を打つのだろう?