一昨日の読売新聞「思い出の味」は、
原田ひ香さんだったので、
積ん読の中から、
原田ひ香『母親からの小包はなぜこんなにダサいのか』(中央公論社)

旬1

  不思議だ。
  このところ、
  そこそこハードモードだった自分の人生が、
  亜美ちゃんといると普通に見えてくる。
  彼女が特別なことを言ってくれたわけじゃない。
  ただ、
  「ふーん、そうなんだ」
  「まあ、皆、そうだよね」とか、
  相槌を打っているだけなのに。

  だって、
  皆、やっているんだから。
  生きているんだから。