【読み終えて(10)】2022・1・22
2022年01月22日
矢部太郎『ぼくのお父さん』(新潮社)は、
最終章の「ぼくのお父さん」が、
とりわけて心に沁みました。
読み終えて最も残った場面は、
「たろう」と「お父さん」が、
牛乳パックで工作する場面でした。
た ろ う:ごみでも楽しくなったね。
お父さん:この世にごみなんてないんです。ごみと思うからごみになるんです。
お母さん:たろう。ご飯だからごみ片付けてー。
た ろ う:お母さん、ごみと思うからごみになるん・・・
お母さん:ごみはごみよー!!