「晩年」について考える。

『人間晩年図鑑』(岩波書店)の最新刊を、
先ごろ出版した関川夏央が、
「図書」(岩波書店)1月号に、
「『晩年」とはいつのことか?」を書いていたから。
  人には程度の差はあれ全盛期がある。
    (中略)
  では晩年は?
  自分の晩年はいつからだったか。
    (中略)
  昔は若かった。
  昔は空が青かった。
  それらはたしかに消え果てた。
  といって、
  いまが晩年だとは認めない。
  認めたくない。
    (中略)
  いつからが自分の晩年だったかは、
  死ねばわかる。

死んだら何も分からなくなる。
いつからが自分の晩年か?
何も難しいことじゃない。
死ななくても分かる。
自分の晩年について考え始めたときが、
最も分かりやすい自分の晩年だと思う。

旬1花2

新年早々、
昔むかし担任した人と、
薄暗いカフェで食べたケーキ。
晩年と全盛期が向かい合って食べたケーキ。