【名もなき暮らしの独り言(112)】2022・2・5
2022年02月05日
昨日の山陰中央新報「中村 元 慈しみの心」を読んで、
確かにそうだなあと納得。
もろもろの書を学んでも、
なお愚かな人もいる。
自ら行う人こそ、
真の智者である。
すぐれた処方の薬でも、
その名を唱えるのみでは、
病気の人に治癒はもたらさない。
(「ヒトパデーシャ」}
逆の言い方をすれば、
学んでも行動に移さなかったら成長はないし、
薬の効能書きを覚えるほどに読んでも、
飲まなかったら病気は治らないということ。
でも、
現実には、
行動しても成長しないこともあるし、
飲んでも治らないこともある。
智者になることも、
病気を治すことも、
口で言うほど簡単ではない。
基礎疾患のある高齢者になって、
身に沁みてそう思う。