【昔のノート】2022・2・12
2022年02月12日
スクラップブックとして使い始めたノート。
おそらく二十代から三十代のもの。
最後のあたりに筆ペンで書き込みがありました。
ずっと昔に書いたらしい文章。
引用やら感慨やら・・・。
二人を見て感じたことは、
大した人生を歩まなくてもいい、
平々凡々の人生が行き着く晩年が、
こういう形の暮らしなら、
それこそ幸せではないか・・・。
千鶴はそんな風に思ったのである。
(藤原緋沙子『結い雪』文春文庫)
こんな書き込みもありました。
「ネギ」と呼ばれた高木先生
教育の目的は不正を妨げることではない。
不正をしようと思えばできるところで、
不正をしない人間をつくることだ。
己のものであり、
己のものでない人生。