【普通なもの】2022・2・25
2022年02月25日
昨日、届けていただいた「AERA」(朝日新聞)の最新号に、
浜 矩子さんが書いています。
悪夢のまっただなかにいる時、
頼りになるのは、
普通なものだけだ。
この一節が、
偉大なる推理小説家、
アガサ・クリスティーの作品の中に出てくる。
作品名は“Sad Cypress”(邦題『杉の柩(ひつぎ)』)
その「普通なもの」を、
こんなふうに書いていて、
そこが心にストンと落ちました。
何かおかしなことが起これば、
「それって変でしょ」
と思える当たり前の感覚。
誰かが偏見を口にしたら、
「それってウソでしょ」
と一蹴できる平静さ。
悪夢の中にバケモノどもが迫ってきたら、
「ちょっとそこどいて」
とこともなげにやり過ごせる平常心。
それって変でしょ!
それってウソでしょ!
ちょっとそこどいて!
覚えておこう・・・と思いました。