【稲畑汀子】2022・3・2
2022年03月02日
俳人・稲畑汀子さんが亡くなりました。
この句の作者です。
今日 何も彼もなにもかも春らしく
私の好きな句です。
91歳だったそうです。
祖父は俳人の高浜虚子。
父の高浜年尾も叔母の星野立子も俳人。
高浜年尾の句、
立春のかがやき丘にあまねかり
私の好きな句です。
星野立子の句、
ままごとの飯もおさいも土筆かな
雛飾りつつ ふと命 惜しきかな
私の好きな句です。
2月の毎日俳壇を読み直しました。
長女次女三女四女や福寿草 和歌山 奥田 眸(2月15日)
捨てがたき本の背文字に雪明かり 東京 後藤 和(2月21日)
あれこれと考へてゐて湯ざめせり 海南市 塚月凡太(2月28日)
それぞれがそれぞれにいいなあと思いました。