「AERA」3月7日号に、
ジャーナリストの多賀幹子さんが、
「孤独ならだれもが助けを求めていい」
という文章を載せています。
  家庭の中にも孤独はあります。
  息子一家と同居しているおばあさんと、
  一人暮らしのおばあさんだと、
  同居のほうが自殺率が高いという調査があります。

  日本の孤独・孤立の背景を考えると、
  「他人に迷惑をかけてはいけない」ということや、
  「自己責任である」という風潮があるように感じます。

この人は、
「孤独」と「孤立」をどう使い分けているか分からないが、
基本的には同じだろうと私は思います。
ただ、
孤独は情緒で
孤立は現象かな?

昨日の山陰中央新報「中村 元 慈しみの心」No2244、
  生ぜしもひとりなり。
  死するも独りなり。
     (「一遍上人語録」)

「生ぜしもひとり」は現象で、
「死するも独り」は情緒かな?