これもまた「ちくま」(筑摩書房)3月号
旬1
齋藤美奈子さんが、
「東京五輪という敗戦」を載せています。
  吉見俊哉編著『検証コロナと五輪』は巻頭で、
  東京五輪は、
    閉幕と共に、急速に人々の関心から遠のいて行った。
  と述べている。

    「そもそも東京五輪なんてあったの?」
    という問いすら発したくなるほど、
    五輪は存在感の薄いものとなっていった。

  国際的に見ても、
  五輪はすでにオフコンだと考える人たちは少なくない。

「オフコン」、初めて目にした言葉でした。
  一時は栄えていたが、現在では見捨てられてしまったこと。
  ブームが去って、時代遅れになったこと。
という意味に使われているらしい。

書かれていること、
いちいち同感です。

いま行われている北京パラリンピック、
半年後、
どんなふうに評価されるのだろう?