NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』
ついに義経がドラマから消えました。
板東武者たちが義経を懐かしがる場面がありました。
西田敏行の後白河法皇に至っては、
義経のみならず義仲を懐かしく思い出します。
それどころか、
ほろんだ平家を、
哀惜の情で語り草にさえします。

4月30日の朝日新聞に、
千葉大学大学院教授の神里達博さんが、
「私たちは、みな『平家』」を書いています。
  少なくとも1945年、
  この国は決定的な敗北を喫した。
  さらに平成の時代にも、
  グローバル化や情報化という「戦」に負けたのかもしれない。
  その意味で私たちは皆、
  「平家」なのである。

確かに、
私たちは皆、
それぞれに「平家」なのでしょう。