【わからない】2022・6・3
2022年06月03日
昨日の朝日新聞「地方季評」は、
田中輝美・島根県立大学教授の「鉄道廃線」でした。
私はあえて、
こう問いたい。
鉄道を廃止するのは、
JRをはじめとする運行企業ではなく、
地域や社会で生きる私たち一人ひとりではないか、と。
乗らない、生かさないという選択をしているのは、
私たちであり、
廃止はその積み重ねの結果だ。
同感です。
ずっとそう思っていましたし、
そのように言ってもきました。
周りの多くの人に、
出張の時、
買い物に行くとき、
旅行するとき、
行楽や帰省のとき、
どうして鉄道やバスに乗らないかと聞くと、
返ってくる答えは、
決まって「不便だから」。
そんな不便なのものを、
運行する会社や、
手助けする自治体に負担を強いてまで、
なぜ残せ残せと言うのか、
それがわからない。