昨日の朝日新聞「地方季評」は、
田中輝美・島根県立大学教授の「鉄道廃線」でした。
  私はあえて、
  こう問いたい。
  鉄道を廃止するのは、
  JRをはじめとする運行企業ではなく、
  地域や社会で生きる私たち一人ひとりではないか、と。
  乗らない、生かさないという選択をしているのは、
  私たちであり、
  廃止はその積み重ねの結果だ。

同感です。
ずっとそう思っていましたし、
そのように言ってもきました。

周りの多くの人に、
出張の時、
買い物に行くとき、
旅行するとき、
行楽や帰省のとき、
どうして鉄道やバスに乗らないかと聞くと、
返ってくる答えは、
決まって「不便だから」。

そんな不便なのものを、
運行する会社や、
手助けする自治体に負担を強いてまで、
なぜ残せ残せと言うのか、
それがわからない。