【今週の歌壇から】2022・6・7
2022年06月07日
読売歌壇から二首
通院の予定のほかは何もなし 手帳を開けば海が広がる
横浜市 森 秀人
海は広がらないけど似たようなもんだ、
私の一日も・・・。
学名は「蝦夷延胡索(えぞえんごさく)」亡き母が雨降り花と呼んでいた花
小樽市 石田ちづる
何かの鳥を、
その鳴き声から、
「てっぺんかけたか」と呼んでいた母、
「てれつくほせ」が鳴くと、
明日は洗濯日和だと言っていた母を思い出す。
毎日歌壇からも
「チワッス」に道を譲れば次々と「アザッス」達が追い越してゆく
米子市 永田富基子
余裕の人だ、
ついつい「チッ」と舌打つ身から見れば・・・。