【初めてのこと】2022・6・8
2022年06月08日
藤岡陽子『海路』から、
もうひとつ。
夜の海なんて初めて見る。
一人旅をするのも初めてだった。
打ち寄せる波を見ながら、
人生も半分を生きたというのに、
初めてのことがまだたくさん残っているなと思った。
昨日、届いた「母の友」7月号(福音館書店)
“子どもの心のケア”のページに、
初めて知る言葉がありました。
無視や落書き、
さらにはマウントなど、
小学校低学年でも、
陰湿ないじめが行われている。
マウント?
ネットで探してみました。
マウントとは、
見えを張って、
相手よりも自分の方が優位だと見せつけるような言動を指します。
「マウントを取る」という言い方もするようです。
辞書的意味は解っても、
感覚的にはイマイチ理解できません。
したがって、
そのどこが“いじめ“なのかもしっくりきません。
遅れているのか?
それとも取り残されているのか?
6月5日の「朝日俳壇」にこんな句がありました。
葉桜や老いて初めて知ることも (大阪市)眞砂卓三
人生の半分をはるかに越えても、
季節を問わず、
初めて知ることのなんと多いことか。