毎朝、
ほぼ決まった時間に、
自分のホームページを開いて、
ブログを書き続けています。

ときどき思います。
何のためだろう?・・・と。

昨夜から読み始めた本の中に、
「ああ、そういうことか」
と思わせる個所がありました。

青山美智子『鎌倉うずまき案内書』(宝島社文庫)

「黒祖ロイド」は、
落選しても落選しても、
何年も何年も、
小説を投稿し続けています。

「どうしてそんなに、続けられるんだ?」
と訊かれて、
「ロイド」が答えます。
  ・・・誰か、が・・・いるから。

「誰かって?」と更に尋ねられて、
  自分でもわからない。
  特定の人じゃなくて、
  誰かなんだ。
  誰かに向けて、
  届くべき人に届けたくて、
  書かずにいられない衝動で書いてる。
  その誰かが何人いるのか、
  いつ届くのかもわからない。
  ただ、
  読んだ人が、
  これは自分に向けて書かれた小説だって思ってくれたら、
  きっとそのとおりなんだ。
             (「一九九五年 花丸の巻」より)

そういうこととなんだろうなって思います。
私のブログも・・・。