『小説新潮』の10月号、
昨日、届けていただきました。

浜2

原田マハ「晴れの日の木馬たち」、
この連載が読みたいがために、
ここ数カ月、
毎月、届けていただいています。

今回が連載の第16回。
  書いてごらんなさい。
  あなたはきっと、
  文士になれるはず。
  多嘉子さんのように死んではだめ。
  ましてや、
  私のように素性を隠してはだめ、
  生きて名前を晒(さら)して、
  書き続ける覚悟をなさい。
  新しい時代の文士として。

和田イサが、
山中すてらに、
そう助言します。

実に誠実で的を射た助言です。

 至誠にして動かざる者は、
 未だ之れ有らざるなり。
        (「孟子」)
来月号が楽しみです。