【山中すてら】2022・10・12
2022年10月12日
『小説新潮』の10月号、
昨日、届けていただきました。
原田マハ「晴れの日の木馬たち」、
この連載が読みたいがために、
ここ数カ月、
毎月、届けていただいています。
今回が連載の第16回。
書いてごらんなさい。
あなたはきっと、
文士になれるはず。
多嘉子さんのように死んではだめ。
ましてや、
私のように素性を隠してはだめ、
生きて名前を晒(さら)して、
書き続ける覚悟をなさい。
新しい時代の文士として。
和田イサが、
山中すてらに、
そう助言します。
実に誠実で的を射た助言です。
至誠にして動かざる者は、
未だ之れ有らざるなり。
(「孟子」)
来月号が楽しみです。