10月17日の毎日歌壇
  どの顔も知ってる顔に見えてきて逃げ出す休職中の平日  

休職したことはないけれど、
ある意味、
逃げ出しことは何度もあったなと思い出す。

外で会うどの顔も知ってる顔に見えて、
ああ嫌だなと思ったり、
顔を伏せたり、
そっと物陰に隠れたり、
気まずくすれ違ったり、
そんなことは何度も何度もあったように思う。

知ってる人を三つに分けると、
よく知っている人、
よく知らないか全く知らない人、
ほどほど知ってる人。

その中で、
お互いに、
ほどほど知ってる人が一番やっかいだ。

心をオープンできるか、
心をクローズするかで迷う人人たち、
こういう人との関りが、
なんともなんとも厄介だ。
生きづらいときほど厄介だ。