【完成形】2022・10・28
2022年10月28日
池上彰・佐藤優『中学校教科書』(中央公論社)の中で、
佐藤優さんがこんなとを言っています。
現代文に関しては、
中学の国語教科書が「完成形」に近いというのも、
大切なところだと思うのです。
二つの意味をあげています。
第一に、
国語は他の教科と違って、
教科書の内容が昔とそんなに大きく変わっていません。
「完成形」のもう一つの意味は、
その「教えること」が、
中学三年まででほぼ “打ち止め” だということです。
現代文では、
数学や理科にように、
高校に進学してさらに一段、
高度なことを学ぶということには、
なっていません。
高校でやるのは、
私に言わせれば、
「つけ足し」で、
学ぶ時間が不足気味の数学や英語に、
コマを振り向けたらどうかと感じるうらいです。
そこで、
実際に中学校の国語の教科書を読んでみました。
最初から丁寧に一つずつ・・・。
でも、
それは明日のことにします。