池上彰・佐藤優『中学校教科書』(中央公論社)の中で、
佐藤優さんがこんなとを言っています。

  現代文に関しては、
  中学の国語教科書が「完成形」に近いというのも、
  大切なところだと思うのです。

二つの意味をあげています。
  第一に、
  国語は他の教科と違って、
  教科書の内容が昔とそんなに大きく変わっていません。

  「完成形」のもう一つの意味は、
  その「教えること」が、
  中学三年まででほぼ “打ち止め” だということです。
  現代文では、
  数学や理科にように、
  高校に進学してさらに一段、
  高度なことを学ぶということには、
  なっていません。
  高校でやるのは、
  私に言わせれば、
  「つけ足し」で、
  学ぶ時間が不足気味の数学や英語に、
  コマを振り向けたらどうかと感じるうらいです。 

そこで、
実際に中学校の国語の教科書を読んでみました。
最初から丁寧に一つずつ・・・。

でも、
それは明日のことにします。

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