【傍らに居る】2022・10・29
2022年10月29日
髙田 郁が新しい本を出しました。
『駅の名は夜明~軌道春秋Ⅱ~』(双葉文庫)
昨夜、読み終えました。
著者の「あとがき」から少し引用します。
幸せを心から望めども、
人生はそう容易くはない。
誰しも病や老いから逃れられず、
思いがけない災禍に見舞われることもあります。
そんな時、
声を限りにエールをおくられると、
却って辛さが増すこともあるでしょう。
NOT DOING, BUT BEING
・・・何もしない、でも、傍らに居る。
九つの物語が、
あなたにとって、
そんな存在になればと、願います。
九つの短編、
いずれもいずれも、
そんな物語でした。
「何もしないが傍らに居る」が、
いつまでも心にたゆたいました。