【雲】2022・10・30
2022年10月30日
学校図書の「中学校 国語Ⅰ」の巻頭は、
山村暮鳥の詩「雲」でした。
雲
山村暮鳥
おうい雲よ
ゆうゆうと
馬鹿にのんきそうじゃないか
どこまでゆくんだ
ずっと磐城平(いわきだいら)の方までゆくんか
私が暗記しているぐらいですから、
よく知られた詩です。
次のページは、
この詩を受けて、
「声は身体の一部だ」
という教科書編集者の文章が載っています。
最後のあたりを引用します。
声は身体の一部なのだ。
ひびきのよい本当の自分の声を出すためには、
まずかたの力をぬき、
身体の緊張を解いて、
リラックスすることだ。
何度もみんなの前に出て、
人前に立つことに慣れることだ。
緊張を解き、
リラックスしてみんなの前に立ち、
一音一音はっきり発音しながら、
この詩をくり返し読んでみよう。
小学校から中学校に入ったばかりの一年生に、
この呼びかけはなかなかいいと思いました。