今週の紙上歌壇・紙上俳壇から、
「わっかるなあ」を紹介します。

朝日俳壇
  すず虫をだいて下校の三連休 (成田市)かとう ゆみ

  運動会 動画の孫に声かける (枚方市)山本 強
我が家にも、こういう人ひとりいます。

読売俳壇
  乾パンの缶詰開く台風過  大阪市 島田時枝
我が家は賞味期限の近い物から食べています。
若者言葉で言うなら「ふつうに」美味いです。

毎日俳壇
  野分して靴音溜まる駅舎かな  東京 伊藤公一
靴音が溜まる、
斬新な表現だなと思いました。
同時に都会の話だなとも思いましら。

山陰文芸
  登校の列乱れ居り休暇明  出雲 励 留美

読売歌壇からも一首
  ゼミの師の「読むべき本は机でよむ」守り続ける米寿の夫  稲城市 坂井曉子

私も中学校の恩師から言われました。
  寝転がって読む本だけでなく、
  正座して読む本を持て。

このごろ、
机で読むことも少なくなりました。
正座して読むこともありません。

 

そこで今朝の一句。
  朝まだき寝床で本読む文化の日  清志