昨日の一日一冊は、
菊池真理子『「神様」のいる家で育ちました』(文藝春秋)

旬1

「あとがき」から少し引用します。
  いろいろな宗教の
  2世たちに会って
  お話を聞いて

  いよいよ
  ウェブサイトで連載スタート

  しかし
  5話までアップされた後
  ある宗教団体から
  出版社あてに抗議を受けた

  全話が公開停止となった

  何かが変わると期待した途端
  すぐまたハシゴが外される

  担当編集者は
  形にしようと頑張ってくれたと思う

  けれど

  これが2世をとりまいている現状だ・・・

  しかし
  この直後

  うちで続き描きませんか?
  文藝春秋の島田さんが声をかけてくれた

  「いいんですか?」
  「うちはホラ何があってもビビらないから」

    個人が本当に苦しんだことを
    なかったことにしてはいけません
    たくさんの人に
    読んでほしいマンガだと
    思いましたしね

それにしても、
「宗教2世」、
嫌なネーミングだと思いました。