昨日の一日一冊は、
角川学芸出版編『今ははじめる人のための俳句歳時記』(角川ソフィア文庫)

旬1

付録から読み始めて、
付録を読んで閉じました。

「俳句の名手になりたいが?」を読んで、
「俳句の名手」になりたいわけではないなって思いました。

そんなんで、
「俳句を作ると何の役に立つ?」と、
「歳時記とは何? 使い方は?」が、
今の私には興味が湧きました。

  あげておきたいのは備忘の効果。
  日記を書くより簡単で、
  短い割には、
  ちゃんと自分の考えも情景も残っている。
  変化がないような毎日も、
  俳句を書きつけてみると意外なドラマに満ちてくるもの。
              (「俳句を作ると何の役にたつ?」)

日記も毎日つけて、
俳句も毎日つくって、
私には日記の方がはるかに簡単ですが・・・。

  実作者としては、
  1.俳句を詠み批評する際の確認のため
  2.季語を選び出し俳句を詠むため
  3.なお農業、鳥、祭などの項目を読み通せば、
    簡単な百科辞典の知識も得られる。
             (「歳時記の使い方」)

私として、
なお書きの「百科辞典としての」効用です。