【昨夜の一冊】2022・12・5
2022年12月05日
昨夜の一冊は漫画でした。
Gao Yan(ガオ イェン)『緑の歌』(KADOKAWA)
本の帯から引用します。
台湾出身の漫画家が奏でる、
国境を越えた愛の歌。(上巻)
台湾出身の漫画家が綴る、
時空を超えたラブレター。(下巻)
松本隆作詞・細野晴臣作曲、
はっぴいえんどが歌う「風をあつめて」に夢中になり、
村上春樹『ノルウェイの森』を読み、
「海辺のカフカ」というライブハウスに入りびたり、
岩井俊二の「リリイ・シュシュのすべて」を読んで小説を書き始め、
細野晴臣の台湾公演に熱狂興奮する女子大生の日常です。
人は22歳までの間に
憧れや心酔できる
ものがあれば
それが形のあるものでも
たとえ形のない
ものであっても
心にとても深い穴を
残していくから
絶対に忘れることは
ないんだって
これといって大きな変化があるわけでもなく、
心が塞がるような事件が起きるわけでもありませんが、
不思議に心に残るストーリーでした。