【図書】2022・12・6
2022年12月06日
昨日の一日一冊は、
この一冊のみ。
「図書」12月号(岩波書店)
巻頭言は斎藤正彦さん。
精神科医だそうです。
ことすべて叶うこととは思わねど
己が歩みをまっすぐにゆかむ
八七歳で世を去った母は、
亡くなる二年前まで日記を付けていた。
日記は認知症が進行して、
それができなくなるまで続いた。
(中略)
冒頭の歌は、
母の死後、
部屋に残された短冊に、
推敲の跡とともに記されていた。
(「アルツハイマー病と診断された母の心の軌跡」)
私も思います。
ことすべて叶うこととは思わねど・・・と。
私も思います。
己が歩みをまっすぐにゆかむ・・・と。
でも、
実際の歩みは、
なんとギクシャクであったことか。
なんとトボトボであることか。