昨日の一日一冊は、
宮城谷昌光『公孫龍』第一巻「青龍篇」(新潮社)

旬1

  「では、召公祥を釈放していただけますか」
  「もろん・・・」
  この昭王の声をきいた公孫龍は落涙した。
  それを凝視していた昭王は、
  ・・・この王子は臣下のために泣けるのか、
  と感動した。    (「燕王の賓」より)

分厚い一冊ですが、
サクサク読み進めることができます。
まるで東映の大活劇映画を観ているようでした。