1月30日の毎日小学生新聞に、
桜蔭中学校高等学校の、
斎藤由紀子校長が、
こんなことを書いておいでです。

  共学の大学に行けば、
  自分が女性であることを、
  良くも悪くも意識せざるを得ない。
  社会に出てても同様です。
  子どもを産む役割のある女性には、
  特別な人生の段階もあります。
  わたしは、
  「女性は足踏みをすることが必要だ」
  と生徒によく話しています。
  足踏みをしたり、
  2,3歩下がっていたりしていても、
  必ず前に進めます。
  足踏みは無駄ではないからです。
  不利な状況でも認めてもらえるような能力を身につけて、
  卒業してもらいたいと思っています。

奥行きある識見だと思います。
まっとうな見識だと思います。

  しきけん【識見】物事を正しく判断・評価する能力。
  けんしき【見識】物事の本質を見通すすぐれた判断力。
              (「明鏡 国語辞典」大修館書店)