昨日の一日一冊は、
岡本さとる『居酒屋お夏~鯰の夫婦~』(幻冬舎時代小説文庫)

旬1  

  「それで、あたしと清さんに話して、すっきりしたかい?」
  「ああ、聞いてもらって、体が軽くなったような気がするよ」
  「でも、心は重いままなんだろ」
             (「焼き茄子」より)

これで、
『居酒屋お夏」シリーズ、
既刊の16冊を完読しました。

第二巻以降は副題がついています。
「春呼ぶどんぶり」「つまみ食い」「大根足」
「縁結び」「きつねの嫁」「朝の蜆」「兄弟飯」
「男の料理「祝い酒」「山くじら」「雪見酒」
「豆腐尽くし」「鰻と甘酒」「鯰の夫婦」「根深汁」

最新刊の「根深汁」を、
新聞広告で見つけて読んだのが最初でした。