一昨日の山陰中央新報、
神野紗希「俳句はいま」に、
句集が二冊、紹介されていました。

小田島 渚『羽化の街』(現代俳句協会)
  春野抜け乙女ら巨き船造る  

  未来へと餅の白さを伸ばし喰ふ

小山玄紀『ぼうぶら』(ふらんす堂)
  桃色のピアノの内の豪雨かな

  一人一個ぼうぶら持つて前進す

「ぼうぶら」は「かぼちゃ」のことだそうです。

よくわからない句もありますが、
なんとなく心さそわれます。