松本零士さんの訃報を聞いて注文した本が、
昨日の午後、届きました。

旬1

正直に云うと、
よくわからない話でした。

  生命あるものにのみ 未来がある
  可能性を信じるものにのみ 未来がある
            (「第3生命帯」より)

  生命の時の終わりは
  生命の時のはじまり
  未来の過去のために
  今を力のかぎり生きよう・・・
      (「サレルヤの森」より)

どうやらこういうことが言いたい話だったように思います。

シューベルトは31歳で亡くなったそうです。
  ベートーベンを聞くたびに
  ぼくは悲しくなる
  ぼくなど あしもとにも おいつけない・・・
  同じ世界にいることすら
  ゆるしてもらえないかもしれない

  交響曲第三番「英雄」・・・
  第一楽章・・・
  なんてすばらしいんだろう
  悲しいとき・・・
  苦しいとき・・・
  ぼくの心に
  暗闇の中から
  語りかけて・・・
  絶望にふるえさせてくれる
         (「未完成」より)

昔は、
知らないことを知らないというのが恥ずかしかった。
分からないとき分からないというのが悔しかった。

でも今は、
知らないことは知らないと堂々と言える。
分からないときは躊躇なく分からないと言える。